職業には貴賤がある

0

    あおなは両親から厳しくしつけられた。

    両親からの教えの中に、「職業に貴賤はない」というものがあった。

    どんな職業も、社会に必要なのだ。

    仕事の種類、収入の多寡で人を差別してはいけない、ということだった。



    あおなの大学時代の先輩は、地方の兼業農家の長男だった。

    その父親は土木作業員だった。

    (土木作業員というのは、雨が降ると仕事ができないことが多いので、減収になる。)

    あおなは、この先輩と結婚したいと思った。



    住むところは地方。

    夫となる人の両親は義務教育しか受けていない。

    農業の手伝いもしなければならない。

    もちろん収入も少ないだろう。



    あおなはうれしかった。

    最高の条件だ。

    きっと両親は喜んでくれるだろう。

    なにしろ、職業に貴賤はないのだから。



    「見て下さい、うちの娘を!

    相手の条件がいいから結婚するわけではないのですよ。

    わがままなところがまったくないでしょう?」



    ところが、両親は結婚に反対した。

    私は、それを押し切って結婚したが、その後、両親とは絶縁状態に。



    職業に貴賤なしって、ウソだったの?





    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へにほんブログ村

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM