おでん

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    あおなは、最近自分の感情を少しつかみかけているようだ。

    ブログを始めたことと、関係があるかもしれない。



    保育士の2次試験に行く前日のこと。

    この試験は、8:30に集合で、試験会場はあおなの自宅から遠い。

    また、試験官と対面しての実技試験なので、受験番号によっては夕方まで拘束される。

    あおなは、そのことを家族に説明し、当日の昼ごはんのことを相談した。

    父親「おでん買っておいて。

    温めて食べるから。」

    83歳の父親は、電子レンジが使えない。

    おでんなら、なべで温められるのだろう。

    あおなは、直方体のパックに入ったおでんを3人分買い、

    あおな「おでん買いました。

    冷蔵庫に入ってます。」

    父親「わかった。」



    保育士の2次試験に行く朝のこと。

    支度に手間どってしまい、あおなはあせっていた。

    (さあ、でかけよう。)としているとき、

    父親「おい!おでんがないぞ!」

    この時、あおなは、自分の話し方が単調で、人によってはきつく感じられるということをわかっていた。

    それで、なるべくていねいに優しく感じられるように努力しながら、

    あおな「私、ちょっと急いでるんだ。

    おでんはちゃんと入ってるよ。

    よく見ればわかるから。」

    父親(怒声)「ちょっと冷蔵庫の中、見てくれよ!

    ほんの20秒程度のことだろう!」



    今までだったら、ぼんやりしたいやな気持ちを感じるだけだった。

    でも、今日は、それがはっきり感じ取れた。

    (これが逆の立場(=出かけるのが父)だったら、お父さんの方が怒るよね。

    『おれは出かけるんだ!』と言って。

    『ほんの20秒程度』だったら、自分で冷蔵庫の中見ればいいじゃない。

    小学生にだって、どれがおでんかわかるよ。)

    そうは思ったが、あおなは黙って台所に行き、

    あおな「これがおでん。」と父に教えた。



    市販のおでんにはいろいろあるようだ。

    タネと濃縮つゆがパックされているものもある。

    コンビニのおでんは、カップに入っている。

    すっきり片付いた冷蔵庫なのに、83歳の父には、あおなが買って来たものがおでんとは認識できなかったらしい。



    高齢者に言い返す必要はないだろう。

    自分の感情が、言葉になり感じ取れた。

    そのことが、あおなにはうれしかった。







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