役員を決めるとき

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    あおなは、二男が保育園に入った時、自由な時間が増えるので、ボランティアに参加することにした。

    その団体には、20名の女性が集まっていて、男性2人が市役所からアドバイザーとして加わっていた。

    20名の女性のうち、5人は、昨年からそのボランティア団体に加わっていて、仲がよさそうだった。

    つまり、新しい15人にとっては先輩にあたる。

    責任者を決める選挙をすることになった。

    市役所の課長 「今年新しく参加した人から選んでください。」

    あおな (昨年から参加している人には、投票できないんだな。)



    選挙の結果、票数が一番多いのはあおなだった。

    あおなは流産したばかりだった。


    あおな (困ったな。

    まだ、体調が思わしくない。

    でも、男性がいるところで、婦人科系のことを言いたくないし・・・。

    しかたない。

    選んでくださった人たちのために、精いっぱいやろう。)

    笑顔で、すっくと立ち上がり 

    「あおなといいます! よろしくお願いします!」


    このボランティアの任期は1年間。

    この1年間の間、あおなは、先輩格に当たる5人から、執拗ないじめを受けることになる。



    5人の中のリーダー格の人が、あおなのことを、

    「あの人は、責任者をすぐ引き受けた。」

    くり返し、陰口を言っていたそうだ。



    選挙で決まったから、

    または自信があるからといって、

    子ども会・PTA・ボランティアの役員をすぐ引き受けてはいけない!



    「わたしには、そんな力はありませんので。」

    「まだ、子どもが小さいので。」

    「家に高齢者がおりますので。」

    などといって、辞退したいという気持ちを示そう。



    本当にあなたにやってほしかったら、2度、3度と話があるはず。

    そうしたら、

    「私などでいいんでしょうか。」

    と、あくまで謙虚な態度で引き受けよう。



    付記

    市役所の課長の、「今年新しく参加した人から選んでください。」という言葉にかかわらず、昨年からの参加者に投票した人もいた。

    昨年、責任者をつとめた人は、今年も責任者になろうというつもりで参加していたのだ。

    このボランティアの場合、明示されたルールは、市役所課長のことばである。

    暗黙のルールは、「経験があり、リーダーシップもある○○さんが、責任者をやりたがっている」である。

    この場合は、暗黙のルールに従った方が、物事はスムーズに進んだと考えられる。






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