母の「教員免許状」

0








    布団を押し入れから出し、押し入れの中を整理していたら、

    紙の箱2つが目につきました。

    その箱を開けると、もう今はない古い家を建てたときの図面や契約書、家の登記簿などが出てきました。

    また、その中に紛れて、

    7年前に亡くなった母の教員免許状が出てきました。



    母はずっと「わたしは教員だったのよ。」

    と言っていましたが、

    わたしも教員だったので、免許状を見れば一目瞭然。

    母は、昭和25年から「小学校教員仮免許状」で仕事をしてきたのです。



    戦後、きちんとした教員免許状をもった人が不足したので、

    当時の文部省は、やる気のある人に対して、

    教育大学をでていなくても「仮免許状」を出して、

    教員として仕事をさせてきたのです。

    専門の教育を受けていないから、

    「普通免許状」を持っている同僚とは、

    同じ仕事をしてもお給料が違ったはず。

    勝ち気な母はくやしかっただろう。



    「仮免許状」・・・。

    大学を出たわたしはあっさりと教員免許を手にしたけれど、

    母は、わたしのことをどう思っていたんだろう?

    内心、くやしかったんじゃないか?






    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
    にほんブログ村









    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031     
    << August 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM