スミヨシ大学図書館の仕事
きょうは、スミヨシ大学での数カ月ぶりの仕事の日でした。
スミヨシ大学図書館は、2月、3月は入試、入学事務のために閉館が続いていたからです。
今まで、コロナ対策で3年間入館できなかった大学生以外の人も、
どこでどう開館を知ったのか、押し寄せてきました。
その人たちの「利用カードの延長」、
「どうしてこんなに長く入れないようにしていたの?」
というお小言に謝罪するのに、大忙しでした。
その人たちの中に、知的障害者手帳を持つAさんがいて、
この人は、書庫にある「高等学校教員用の指導書」を
何セットも借りていきました。
この人は、高校の教員ではなく、
(どう見ても勤まるはずがありません。)
自称研究者なのです。
今まで、トイレで手を洗い、ぬれた手のまま本を受け取ろうとしたことがあります。
また、今日もたくさん本を借りたのに、
入れるカバンがなく、しかたなく私が荷物を入れようと持っていた
厚いビニールの手提げ袋を差し上げました。
Aさんのような人がスミヨシ大学にはたくさん来ていました。
また、入館制限がなくなったため、戻ってくるでしょう。
普通の学生さんは印象に残りませんが、
ホームレスみたいだった女性や、靴下をぬぐお年寄り、
ぼさぼさの長髪の男性(天狗さん)たちにこれから会えるかな?
スミヨシ大は、月1回くらいの勤務ですが、正直、楽しみです。
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- 2023.04.09 Sunday
- 図書館のナゾ
- 07:23
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- by あおな