他人の顔や体形のことを指摘してはいけない
あおなは、49歳のとき、初めて高校の教員になった。
小学校などでの経験はあるが、高校で教えるのは初めて。
授業がへたということと、あおなの性格上の問題もあったのだろう。
授業は、荒れに荒れた。
生徒は、みんなあおなのことを嫌っていたと思う。
小松という生徒は、学力が低く、問題を引き起こしがちだった。
その小松が、授業中、
小松 「あおな先生は、みんなに不信感を持たれてるよね・・・。」
と得意そうに言いだした。
その時の小松は、顔面が紅潮し、鼻の穴をふくらませていた。
あおな 「ふふっ・・・。」(と思わず笑う。)
小松 「なに?」
あおな 「なんでもないよ。」
小松 「なんで笑ったの?」
あおな 「・・・鼻の穴がふくらんでいるから・・・。」
そのとき、教室中におかしな雰囲気が走ったのを、あおなも感じた。
他の生徒たち 「他人の顔のことを言うなんて。」
あおな (まるで、他人の顔のことを笑ってはいけないというルールでもあるみたい。)
「あるみたい。」ではなく、「ある。」ということは、つい数か月前に知った。
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小学校などでの経験はあるが、高校で教えるのは初めて。
授業がへたということと、あおなの性格上の問題もあったのだろう。
授業は、荒れに荒れた。
生徒は、みんなあおなのことを嫌っていたと思う。
小松という生徒は、学力が低く、問題を引き起こしがちだった。
その小松が、授業中、
小松 「あおな先生は、みんなに不信感を持たれてるよね・・・。」
と得意そうに言いだした。
その時の小松は、顔面が紅潮し、鼻の穴をふくらませていた。
あおな 「ふふっ・・・。」(と思わず笑う。)
小松 「なに?」
あおな 「なんでもないよ。」
小松 「なんで笑ったの?」
あおな 「・・・鼻の穴がふくらんでいるから・・・。」
そのとき、教室中におかしな雰囲気が走ったのを、あおなも感じた。
他の生徒たち 「他人の顔のことを言うなんて。」
あおな (まるで、他人の顔のことを笑ってはいけないというルールでもあるみたい。)
「あるみたい。」ではなく、「ある。」ということは、つい数か月前に知った。
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- 2011.04.11 Monday
- 道徳の時間
- 05:57
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- by あおな