感情をかくそう、かくそうとなんかしてません!

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    保育園の仕事に慣れてきた。

    わたしが勤めている園は、なにか主義があるのか、

    すべてのおとなが、すべての年齢の子どもに少しずつ関わるようにしているらしい。

    だから、わたしも常に同じ子どもたちに接しているわけではないが、

    主に、1歳の子どものクラスに行っている。



    わたしのしごとは、いろいろだ。

    部屋の掃除、子どものおむつ替え、絵本を読むことなど、なんでもする。

    子どもたちは、絵本を取りあい、気に入らないことがあると、髪の毛をひっぱりあう。

    「キーッ!」

    という高い声をだし、おもちゃの棚によじ登る。

    そして、よく笑い、よく泣く。



    うらやましい。

    わたしの不得意なのが、自分の感情を即座に表現することだ。

    昔、

    「あおなさんは、自分の感情をかくそう、かくそうとしている。」

    と、非難がましく言われたことがある。



    わたしは、驚いた。

    (もっと、イヤなことはイヤとはっきり言った方がいいのかな?)

    と思った。

    それから、少し毒舌になったかもしれない。

    しかし、毒舌になることによって、コミュニケーションのとり方がうまくなったとは思えない。



    「あおなさんは、自分の感情をかくそう、かくそうとしている。」

    といった人は、単に、いじわるい気持ちでそう言ったのかもしれない。







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    痛いとき痛いといえない

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      左足が痛くなったのは、いつからだったか?

      仕事がない月曜日、買い物に行ったとき、左足が痛くて困った。

      杖がほしいと思ったほどだ。

      翌日、ふつうに仕事をした。

      左足の痛みは増していた。



      派遣報告書を提出するために、ヘルパーステーションに戻った。

      上司1さんとヘルパー1さんが話している。

      上司1さん「ヘルパー1さん、足が痛いの、もう治った?」

      ヘルパー1さん「はい。

      もう治りました。」



      わたしは、まじまじとヘルパー1さんの顔を見てしまった。

      痛い時は、

      「痛いです。」と言えばいいのだな。



      上司1さん「今日、ヘルパー2さん、たいへんだったんだ。

      調理中に、指を切ってしまって。」

      ヘルパー1さん、わたし「えー!」

      上司1さん「あれ、労災になるかもしれないな。

      とにかく、受診してって言って、帰ってもらったんだ。」



      わたしも、自宅でだが、指を大きく切ってしまったことがある。

      指の形が変わるくらいのケガだ。

      必死で自分で手当てし、ふつうに仕事をしていた。

      大きく切ったので、2週間はなおらなかった。

      その間、指のケガのことは誰にも言わなかった。



      ヘルパー2さんに指のことをきいたら、5日後には、もう治っていた。

      たいしたケガではなかったんだな。

      自分の困っていることを、わたしは話せないようだ。







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      思いはあるのに伝えきれずにいる

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        日本福祉大学の通信教育の授業より。

        あおなは、自分に当てはまるなと思いながら聞いていた部分。



        教授「幼児期には、話しことばで話すことができなかった自閉症児が、

        青年になって、言葉を話せるようになってから、

        『小さいときに迷子になって、お母さんに会えなかったときは、とっても怖かった。』

        というようなことを思い出して語ることがあります。

        その時に、そんな怖い気持ちをうまく伝えることができなかったということが、

        本人にとって、いつまでも心の中で残っていたり、ということもあるわけです。

        伝えあえるということで気持ちが落ち着き、伝えあうことで、楽しさも世界も広がります。

        そして、相互の理解も深めあえるので、だから、コミュニケーションを大切にしていくわけです。」



        教授は、成長に従って、話しことばを獲得していく自閉症児という事例を話していた。

        あおなは、話しことばは獲得できていたのだが、気持ちを感じ取ることと、それを表現することが今でもできない。

        気持ちを表現する手段が、このブログになっているのだと思う。



        うまく感情をつかめなくて、うまく伝えることのできないあおなの気持ちを受けとめてくださる皆さまには、本当に感謝しています。






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        ちょっと、やめてくれない?じゃまなんですけど。

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          狸穴猫さんの記事の、

          「うせろ!」

          を読んで以来、違和感を感じていた。

          同じ状況になっても、あおなは「うせろ、邪魔だ。」とは言えないだろうと。

          では、自分は何と言うのだろう?



          たまたま今日、長女があおなが調理しているところにふざけかかってきた。

          あおなが発したのは、

          「ちょっと、やめてくれない?

          じゃまなんですけど。」

          というフレーズだった。



          「言葉がていねいだ。」

          とよく言われる。

          「家族の間でも、敬語なの?」

          とも訊ねられる。

          無意識に話しているから、自分ではわからないけれど、あおなの話し方は、

          ていねいだが、早口で、ぶっきらぼうな感じもするらしい。







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          家政婦のミタ その3

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            松嶋菜々子さんは美人女優だ。

            だが、無表情な「家政婦のミタ」のミタさんは、ちっとも美しく見えない。

            やはり、表情はとても大切なものなのだろう。



            保育士資格試験の予備校の授業を受けた時のこと。

            同じ授業を受けている5〜6人で、1グループになるように言われた。

            そのグループ内で、あらかじめ覚えてきたお話をしあうのだ。

            もちろんみんな初対面だから、お互いにぎこちない雰囲気になる。

            あおなの属するグループに、1人とても表情豊かな人がいた。

            あおなのお話の主人公が、危機にひんすると心配そうな表情になり、危機を脱すると、安堵の色を浮かべる。

            他の人は、緊張しているのか表情が硬い。

            (表情豊かな人に対する方が、話しやすいな。)

            とあおなは初めて意識した。



            この人のように、豊かな表情を浮かべられればいいが・・・。

            いやいや、無理をしても長続きしないだろう。



            人に接するときは笑顔を作る。

            まず、そのくらいから始めてみよう。

            50歳代にもなって、ずいぶん遅いスタートだが・・・。






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            反応しよう! その2

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              ヘルパー休憩室で1人でお弁当を食べていた時のこと。

              休憩室にはテレビがあり、あおなは1人でテレビを見て、けらけら笑っていた。

              すると、ヘルパー1さんが入って来た。

              「あっ、笑ってる。」

              なんだか、めずらしいものを見たというような言い方だった。



              ヘルパー1さんは、休憩室に入ってきた人に、

              「ヘルパー2さんは、いつもにこにこしてますね。」

              と声をかけたり、子どもからのメールを受信して、その内容に怒っているヘルパーに、

              「ヘルパー3さん、怒ったこといってるけど、顔はにこにこしてますよ。」

              と言ったりする。

              他人の表情に、敏感なのかもしれない。



              そして、ひょっとすると、あおなには、表情が乏しいのかもしれない。






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              反応しよう!

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                保育士資格試験の予備校に行ってきた。

                言語(素話。お話を暗記して、表情豊かに語ること。)の受験対策のためである。

                講師「試験官が、笑ったり反応してくれるとやりやすいですね。

                一番困るのは、無反応、無表情の試験官です。

                でも、どんな試験官であっても、

                『反応してくれないのは、私の話がおもしろくないからかな?』

                と思うことはありませんよ。」



                あおなは、もしかすると無反応、無表情なのかもしれない。

                感情を表すのが、いやなのだ。

                無反応、無表情なので、「話しにくい人」と思われているのか?







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