苦しかった結婚生活

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    「ぼっちシニアの幸せ探し貯金日記」というブログを少しずつ読んでいます。

    ブログ主の「くるぴたさん」が、

    かけもちして勤めていた2つのパートを辞めて、

    無職になってしまい、

    派遣会社に登録して、

    コールセンターの仕事を紹介してもらうところまできました。



    私がしたことのない苦労の話で、

    読んでいてつらかったです。

    わたしの夫は、家庭内では悪かったですが、

    会社にはきちんと行き、

    家庭裁判所での調停をきっかけに

    私にお金を振り込んでくれるようになりました。

    わたしは、お金では

    別居後の方が苦労しなかったかもしれません。

    家庭裁判所には、3回お世話になり、

    1回目は調停委員にバカにされただけで終わりました。

    今、結婚生活に苦しんでいる方も、

    あきらめないでいただきたいと思います。




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    西村賢太さんと私の夫

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      今年2月に逝去した西村賢太さんの小説をまた読み返しています。

      初めて読んだときは、

      (こんな悪い人がいるのか!?)という感想でした。

      それから、徐々に

      (もしかして私の元夫って、こういう人だったんじゃないかな?)

      と思えてきました。

      西村賢太さんと元夫の違いは、

      西村賢太さんはだれかれ構わず、暴言・暴力を繰り広げますが、

      元夫の場合は、

      気の弱さから、世間的には「いい人」を装っていて、

      また暴力に及ぶ勇気もない。

      ただ妻に対してだけは、

      暴言を吐きだしたり、家庭裁判所に持ち込めないような

      小さいいやがらせを繰り返すといった風でした。



      何十年も元夫のいやがらせに耐えてきた私としては、

      西村賢太さんのワルさがかえって痛快です。

      悪者になろうとして、無理を重ね、54歳で亡くなったのが残念です。




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      元夫からの手紙 その4

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        (休みの日に手続きをしなければならないのかなぁ?

        離婚の時にキチンとしたはずなのに、

        どうしてだろう?)

        ともやもやしていたのですが、

        それから、数日たち再び○○県の司法書士さんが電話をくれて

        すっきりしました。



        どうやら夫は、裁判をへて離婚したことや、

        裁判所の判決で家は夫の持ち物になることを

        司法書士さんに話していなかったらしいのです。

        そして、「裁判の判決文」もなくしてしまっていたらしいのです。

        それからまた幾日かたち、

        ○○県の裁判所からお手紙が来ました。

        わたしは、ぎょっとしましたが、

        内容は、

        「判決書を元夫に再交付した」

        という、たったそれだけの文面でしたので、ホッとしました。



        元夫は、判決書を紛失し、裁判所を通して離婚したことを

        司法書士さんに話すこともできないなんて、

        なんてだらしない人なんだろう。

        それに、たぶん、裁判所の判決文があるのだから、

        司法書士さんを頼まなくても

        家の名義替えは簡単に自分でできるはず。

        わたしと結婚生活を送っている間、

        全部わたしに任せきったつけがまわってきたな、と思いました。





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        元夫からの手紙 その3

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          実は2週間ほど前に、

          「○○県の司法書士の××と申します。」

          という人から電話がかかってきました。

          そして、

          「元夫が、○○県の家を処分したいのですが、

          それには、あおなさんの方でも力を貸していただく必要があります。」

          というのです。

          わたしは、へんだなぁと思いました。

          裁判所を通して離婚した時に、

          家のことも、全部夫の持ち物になるように取りはからったはずです。



          それで、

          「それは、離婚のときにキチンとしたはずです。」

          と言ったのですが、

          司法書士さんは、

          「あおなさんの方で住民票をとってください。」

          などというのです。

          (専門家が言うのだから、そうするしかないのかな?)

          わたしは、

          2月、3月は休みがすくないけれど、

          休みの日に手続きをしなければと思いました。





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          元夫からの手紙 その2

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            1週間以上前に、元夫から送りつけられた手紙ですが、

            やっと、弁護士事務所に郵送することができました。



            弁護士さんに頼むと、お金がかかると思っていたのですが、

            今回は郵送料だけで後は無料でしていただいたので助かりました。

            大きめの封筒を用意して、

            郵便局で切手を買い、元夫からの手紙と一緒に入れ、

            封を閉じて、また郵送料をたずねてお金を払い、送るって

            ただそれだけなんですが、

            こういうことをするのって、すごく疲れます。

            もう、これが最後で元夫との縁が切れますように。





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            また夫からの手紙

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              弁護士さんの力を借り、

              夫とは昨年9月に離婚が成立しました。

              戸籍もきれいになり、

              年金も分割してもらい、

              わたしは60歳代の毎日を楽しく過ごしています。



              ところが、きのう、郵便受けの中に

              ヘンなものを発見しました。

              夫からのわたし宛の手紙です。



              夫と同居しているときは、

              毎日

              「ブス、バカ、頭がおかしい。」

              とののしられ、

              今でも心の傷は癒えずに精神科に通院しているというのに、

              なんて脳天気なのだろう。



              郵便物を送られたと言うことだけでは

              警察は何もしないだろうから、

              ここは弁護士さんに再び頼むしかなさそうです。

              もちろん、手紙を破り捨てるとか、

              逆に開封して読んでみるとか、

              対応がいろいろあることはわかりますよ。

              でも、こんなことがずるずる続くのがイヤなのです。

              弁護士さんに頼み、

              手紙は読まずに弁護士事務所から返却してもらうことにします。





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              ごんぎつねでよみがえるイヤな思い出

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                今、授業がわからない児童のお手伝いに、

                4年生の教室へ行くことが多いです。

                先日、教室へ行ったら、

                扱っている教材は「ごんぎつね」(新美南吉著)。

                この作品、まだ教科書に載っているんだな。



                わたしが夫と結婚したのは、

                「ごんぎつね」がきっかけだったのです。

                わたしは、夫と大学の児童文学サークルで知り合いました。

                夫は、新美南吉を研究していて、

                「自分は、本が1冊もないような家に生まれた。

                だから、小学生の時、

                新年度になって教科書をもらうと、全部読むのが楽しみだった。

                「ごんぎつね」を読んだときはかわいそうで声を上げて泣いた。」

                という内容のエッセーを書いていました。



                童話の中のきつねに涙をこぼす人に、

                数年後

                「ばーか、ぶーす!」

                とののしられるようになろうとは、

                その時は思いもよりませんでした。





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                成長ホルモン異常症の人を見る

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                  通勤電車の中で、

                  小学生くらいの身長の男の人に眼が引き寄せられた。

                  成長ホルモン異常症の人だ。

                  顔は大人、肩幅も大人だが

                  身体のバランスが不均衡で、

                  まだ若いのに歩きにくいのか、杖をついていた。

                  実は、私の子どもの一人もこの病気だった。



                  この病気は、小学生のうちに

                  成長ホルモンを1日おきに皮下注射しなければならない。

                  2週間に1度この薬を小児科にもらいに行くのだが、

                  とても混んでいる小児科で、

                  薬をもらうだけでも1日がかりだった。

                  子どもが3人いたので、

                  家の中はいつも騒がしく、

                  注射をうつのも大変だった。

                  当時、知り合った4人の子どもを持つママ友は、

                  4人の子どものうち3人がこの「成長ホルモン異常症」で、

                  3人に注射しているということだった。

                  (これは大変だったでしょう。)

                  また、別のママ友は、

                  「子どもが成長ホルモン異常症って言われたけれど、

                  めんどうだから、なにもしない。」と言っていた。

                  こんなお母さんもいるのだ。




                  この病気だった私の子どもは、すっかり大人になり、普通の体格になった。

                  母親に世話になったことも忘れているようす。

                  でも、それでいいのだ。

                  電車の中で見かけた男性は、保護者に治療をしてもらえなかったのだろう。

                  治療をうければ、

                  そしてその治療費は無料なのに、

                  一生あの身体で生きていくのだ。

                  なんと言ったらいいのかわからない。






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                  30年来のわだかまり

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                    わたしには、ずっと心にわだかまっていることがあって・・・。

                    それは、30年前、

                    3歳と0歳の子ども2人を連れて夫から逃げたあとのに起きたことです。



                    その頃、夫には、毎晩のように

                    「お前とは離婚する。

                    お前には哲学がない。」

                    と言われていました。

                    わたしには、夫が何を言っているのか、さっぱりわかりませんでした。

                    それが、ある晩、

                    「おれは、○田○美さんと結婚する。

                    お前とは離婚する。

                    慰謝料は2億円とする。」

                    と言われたのです。



                    この時、わたしは自分の気持ちが一気に冷めていくのを感じました。

                    夫は、○田○美さんが好きなのか。

                    それなら、その人と結婚すればいいのじゃない。

                    わたしは邪魔だよね。

                    正直いって、毎晩夫から長時間説教されるのが辛かったということもあります。

                    そのとき、わたしは××県の地方公務員だったのですが、

                    上司に

                    「退職します。」

                    と伝え、子ども2人を連れて実家に戻りました。

                    しかし、実家でも受け入れてもらえず、

                    DV夫特有の「帰ってきてくれ」という攻撃が始まり、

                    しかたなく夫のもとに戻りました。

                    そのとき、

                    なぜだかわかりませんが、

                    「妻は理由もなしに勝手に出ていった。」

                    という話しがねつ造され、夫が周囲に言いふらしていたことがわかりました。



                    なぜか、夫の話しを信じ込んでいた

                    夫の妹夫妻に、私は執拗にいやがらせを受けることになります。

                    夫の行動を正直に言えばよかったのでしょうが、

                    わたしにもためらいがありました。

                    夫と夫の妹夫妻は、一生のお付き合いをしていく人たちだし、

                    妹夫妻に悪く思われたくないのだという

                    夫の気持ちがわかったからです。



                    夫は、昨年の8月にやっと離婚することを承諾し、

                    法的な手続きは9月に終わりました。

                    夫とも、夫の妹夫妻とも赤の他人。

                    もうわたしの人生に関わってくることはないのです。

                    「勝手に家出をするおかしな女性」と思われているかもしれないけれど、

                    もう、気にしなくていいよね?

                    それとも自分の体面のために、真実を伝える方がいいのかな?





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                    つまらない女と引換え

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                      松本清張の本を読み続けています。

                      「眼の気流」という短編集のなかの

                      「たづたづし」という小説が、

                      私の結婚生活に似ているなと思いました。



                      主人公は霞ヶ関の官庁に勤める若い役人です。

                      結婚していますが、通勤途中で美しい女性と知り合い、

                      恋人になります。

                      数ヶ月後、その女性から、

                      「自分には夫がいて、1週間後刑務所から出てくる。」

                      と打ち明けられ、

                      主人公は(いとも簡単に)女性を殺してしまおうとします。



                      「なんと自分はバカだったのだろうか。

                      うかうかと、あの女にひきずられてここまできた。」

                      主人公は、自分の意思で女性と浮気をしたのに、

                      そのことは頭にありません。

                      そして、女性を長野県に連れ出し、山中で殺してしまいます。

                      「つまらない女と引換えに、この薔薇色にかがやく将来が

                      滅茶滅茶になってはならない。」

                      とあくまで自分勝手。



                      ところが、女性は仮死状態になっただけで息を吹き返し、

                      記憶を失い長野でウェイトレスをしているということが新聞に載っていました。

                      驚いた主人公は、

                      確認に行きますが、女性は本当に記憶を失っていて、

                      殺されかけたことを覚えていません。

                      再び女性の魅力にとりつかれた主人公は、

                      また女性を愛人とし、アパートに住まわせるのでした・・・。



                      なにが、私の結婚生活と似ているかというと、

                      「殺す」ことまではいかないが、

                      夫が私をバカにし、軽く見ているという点です。

                      夫の「離婚する」「ばか! ぶす!」

                      というのは、女性を山中で「絞め殺す」という行為に相当します。

                      そして、私が逃げ出した後、

                      執拗に実家を訪問し、わたしの両親に謝って私を連れ戻し・・・。

                      小説だから、「殺人」という極端なことになっていますが、

                      妻をバカにする、暴言を吐くようなことは、

                      どの家庭でも起きているのではないか、と思いました。



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