この記事は、アスぺとうつのピゴナン日記。「友達にお金を貸すこと」(2011/05/20)を参考にさせていただいて書きました。
ピゴナンさんの「お金を貸すこと」に対する考え方、すごいなと思います。
あおなは、お金を貸す立場にはまだなれません。
ピゴナンさんのような考え方は、まだできないから。
高校に入った時、「エクソシスト」という映画がブームになっていた。
入学したばかりで、まだ友人関係も確定していないころだ。
いっしょにお弁当を食べている4人で、「エクソシスト」を見に行こうということになった。
あおなを含めた3人で、前売り券を買いに行った。
残りの1人Aさんは、帰る方向が違うので来なかった。
映画館まで来て、今いないAさんの前売り券も買ってあげようということになった。
あおなの高校は進学校。
「勉強しかしてこなかった」ような生徒が多かった。
あおなもその1人だった。
3人とも、遊びなれていないので、こづかいもたいして持っていない。
3人でお金を出し合い、もう1枚の前売り券を買った。
あおなは、自己主張するのが苦手。
翌日も、映画当日も、そして映画を見終わって何日たっても、あおなは前売り券のお金の三分の一は自分が出したということを言えずにいた。
1週間くらいたったころのことだろうか。
あおなは、やっとのことで、お金を返してもらわなくては、と決心した。
お弁当を食べているとき、
あおな (笑顔を作って)「Aさん、私、あなたにお金貸してるんだけど。」
Aさん (激怒して) 「変なこと言わないでよ!
お金なんて借りてないわよ!」
Aさんのあまりの剣幕にびっくりして、あおなは次の言葉を失った。
そのまま、何も言えず、前売り券の代金のことはうやむやになってしまった。
一緒にお弁当を食べている人たちも、下を向いて、黙々と箸を動かしているだけだった。
この時のことを思い出すと、とても悲しい。
・お金が返ってこなかったこと
・貸したのに、その事実を理解してもらえなかったこと
・周囲の人が誰も助け船を出してくれなかったこと
この3つがショックだったのだ。
また、あおなは両親や担任教諭に訴えるというすべも持っていなかった。
困った立場にたったら、家族、教師、上司などに相談しよう!
相談することは、ちっとも恥ずかしいことじゃないです!
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