わたしが持っていないもの

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    わたしは、勤めている学校図書館で本を借りて読むようにしています。

    残念なのは、文庫本はもう文字が小さすぎて、

    老眼のわたしには見えないこと。

    ですから、なるべく活字の大きい本を借りるようにしています。



    先日借りた宮部みゆき著「理由」はおもしろかったです。

    1つの殺人事件を、たくさんの人の視点から書いている作品です。

    1998年の作品ですから、もう20年前。

    かなり古い作品ですが、バブル経済の時の状況などが書いてあり、

    (ああ、そうだった、あの頃は・・・。)

    なんて、思い出しながら読みました。

    エンタテイメントに分類される作品だと思いますが、

    ところどころ身につまされながら、涙が出そうになりながら読みました。



    この小説の一節に、ホームヘルパーさんが出てくるところがあり、

    「ホームヘルパーの人々は、それぞれに世間知にたけた人々である。」と評されていました。

    そうなんです。

    「世間知」。

    これがわたしにないものなんだ。

    わたしは、3月でホームヘルパーの仕事から退職したのですが、

    「司書の仕事が見つかったから。」

    という理由でやめましたが、実際には、周囲のヘルパーさんたちとあわなくてやめたのです。

    「世間知」のない私は、利用者からヘルパー拒否を受けることも多く、

    事業所の「問題人物」になっていたのかもしれません。

    生きていくのは大変です。

    ヘルパーさんたちの中には、休憩室で利用者さんの悪口ばかり言っている人もいました。

    なんで、その人がヘルパー拒否を受けず、私が退職しなければならないのか、

    今もわたしにはよくわかりません。






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    昼の情報番組

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      ホームヘルパーの休憩室では、昼食時テレビが流れている。



      ある日のお昼の情報番組は、いろいろな人の昼ご飯を紹介する番組だった。

      その日とりあげられたのは、女性医師が、クリニック内の控え室で

      自分やスタッフたちの昼食を料理するというものだった。

      控室だから、調理のためのガス台や流しなどはない。

      1台の電磁調理器をつかい、スープ煮みたいなものをつくるのだ。



      ヘルパー1さん「おいしそう!」

      と夢中になっている。

      わたし(わたしはイヤだな。

      あんな狭いところで、作ったもの・・・。

      なんだか不衛生なかんじ・・・。)



      そこへ、ヘルパー2さんもやってきた。

      ヘルパー2さん「なに、なに?」

      わたし「女性のドクターが、クリニックの控室でお昼を作っているんですって。」

      ヘルパー1さん「おいしそうですよ。」

      ヘルパー2さん「へー。

      わたしもやってみたいわね。」



      わたしは、ちょっと驚いた。

      わたし(ヘルパー1さんも2さんも、クリニック控室で調理という状況に、

      プラスの評価をしているんだ。

      こんなのイヤだって思っているの、わたしだけかもしれない。

      テレビ番組になっている時点で、

      製作者もこの昼ご飯にプラスの評価をしているわけだ。

      わたしは、やっぱり、ちょっとほかの人と感じ方がちがうのかなぁ?)



      自分の感覚で、

      「これっていい。」とか「これってよくない。」

      とか言っていたら、周囲の人に疎外されてしまうかもしれない。

      気をつけようと思った。







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      あれは「ガールズトーク」だったのか!

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        きょう、「女性のアスペルガー症候群」(宮尾益知著、講談社)という本をかってきた。

        その中の一節。



        「ガールズトークは基本的に、目的をもっておこなわれる話し合いではありません。・・・

        誰も結論など求めていないことが多いでしょう。」(p.15)



        この部分を読んで、なっとく。

        (なんか、へんだな。)

        と思っていたヘルパー休憩室の会話、あれは、

        「ガールズトーク」だったのか!



        なぜ、専門機関に相談しないのか?

        くりかえされる会話



        利用者さんの情報交換ではなく、

        家事援助のやり方にたいするアドバイスでもなく、

        まったく意味をなさない会話。



        わたしは、ホームヘルパーになるまで、こういう雑談を意識したことはなかった。

        こういう会話は、わたしには、向いていないんだ。

        これから、ガールズトークには、なるべく参加しないことにしよう。

        ヘルパー検討会にも、保育園の仕事があるため、物理的に参加できなくなる。

        ホームヘルパーになって6年目だけど、あまり自分にあわない環境で働いてきたんだな。

        まだ、これからもヘルパーの仕事は続けるつもりだけど、

        自分の適職ではないのだ、と心の隅で意識して過ごすことにしよう。

        適職ではないからこそ、にこやかに、ていねいな態度で・・・。






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        なぜ、専門機関に相談しないのか?

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          ヘルパー休憩室にて。

          ヘルパー1さんは、40歳代で「4月から、新しい習い事を始めたい。」

          と言っていた人です。

          ヘルパー2さんは、70歳代。



          ヘルパー1さん「60歳になって、夫が定年になるでしょう。

          その時から、65歳の年金開始まで、

          収入、なくなってしまうの?」

          ヘルパー2さん「うん、そうよ。」

          ヘルパー1さん「えー!

          じゃあ、どうしたらいいの?」

          ヘルパー2さん「いまは、定年が延びている会社もあるよね。

          それか、出向するとか、嘱託になるとか・・・。」

          ヘルパー1さん「それでも、収入はがくんと減るよね。」

          ヘルパー2さん「そうねぇ。」

          ヘルパー1さん「もう、どうしたらいいのかな。

          ホームヘルパーの仕事、ずっと続けていっていいのかな?

          センターのお給料もへってしまうしさ・・・。

          結局安く買いたたかれてしまったじゃない。」



          この「センターのお給料がへる」というのは、

          センターの財政が赤字のため、

          昨年度までもらえていた賞与がカットされたということを指しています。

          仕事の時給はかわらず、直行直帰がふえ、ヘルパーには不利になりました。

          また、支給されていた制服なども、なくなりました。

          自腹で購入しなければならないのです。



          わたしは、はじめ、ヘルパー1さんが、

          保育園で二つ目の仕事を始めたわたしに、当てこすりをいっているのかと思いました。

          でも、なんとなくそうではなさそう。

          ヘルパー1さんは、ホームヘルパーの仕事に不安を感じているようだ。

          こういうことが不安なら、休憩室で相談するのではなく、

          「年金事務所」にきいてみるとか、

          ハローワークのホームページを見てみるとかしたほうがいいんじゃないでしょうか。



          4月のヘルパー検討会で、上司1さんがわたしが保育園で仕事をしていることを

          他のヘルパーに話したろう、と思っていた。

          でも、上司1さんは、話していないみたい。

          他のヘルパーには、ヘルパーの仕事を減らしたことや、検討会に出席していないこと

          (まだ、4月1回だけだが、これからもずっと出席できない。)をなにも言われない。

          なんでかな?






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          くりかえされる会話

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            ヘルパー休憩室にて。

            以前、「4月からなにか新しいこと始めたい。」

            といっていたヘルパー1さんが、また同じことを言い出した。



            ヘルパー1さん「なにか楽しい習い事ってないかなぁ?」

            ヘルパー2さん「そうねぇ。」

            ヘルパー1さん「わたし、あんまりうまくしゃべれる方じゃないんだよね。

            教室の受付の人や、コーチの人と楽しくおしゃべりできるほうじゃないからぁ。」

            ヘルパー3さん(信じられないというように)「えーっ?」

            ヘルパー2さん「テニスとかゴルフは?」

            ヘルパー1さん「うーん。

            お金かかりそうだよね。」

            ヘルパー2さん「ゴルフでも、打ちっぱなしだったら、お金かからないんじゃない?

            それで、うまくなったら、コーチの人と・・・。」

            ヘルパー3さん「コーチの人と、なに?!」

            ヘルパー2さん「コーチの人と、ゴルフコースに行くとか・・・。」

            ヘルパー3さん「あー、そう。びっくりしたぁ。」



            ここで今まで黙っていたヘルパー4さんが口を出した。

            ヘルパー4さん「もう、ヨガ教室に通ってるじゃないの。」

            ヘルパー1さん「あのヨガ教室ね、先生が体調悪くしたり、

            生徒もわたしより年齢の高い人が多くて、精神的に病んでる人もいて、

            いやしにならないんだよね。」



            ああ、そういうことなんですか。

            このヘルパー1さんの「新しい習い事」って、ずいぶん前から同じことを言ってるんだけれど、

            なぜ、行動に移さないのか?

            アスレチッククラブでも、スポーツ教室でも、

            具体的に探してみればいいのに。

            それに、なぜほかのヘルパーはそう指摘しないのか?

            わけがわかりませんでした。







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            ちょっと不思議に思うこと。

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              ホームヘルパーになってから、

              文学の話や、歴史の話はしないほうがいいんだな、とわかってきた。



              利用者さんが、よく推理小説を読む人だったので、

              わたし「松本清張もおもしろいですよ。」

              利用者さん「そうよねー。」

              という会話をした。

              それを、大事件みたいに、そのとき同行していたヘルパー1さんが、

              上司1さんに報告していた。



              わたしが、白、ヘルパー2さんが赤い上着を着ているのを見て、

              利用者さん「きょうは、運動会みたいね。」

              わたし「?

              あー。源平合戦!」

              といっただけなのに、

              あとで、ヘルパー休憩室で、

              ヘルパー2さん「あおなさんて、すごいのよ。

              利用者さんと歴史の話なんかしちゃって。」

              と、いじわるい感じで、ほかのヘルパーに言われてしまった。



              それで、話す内容に気をつけたほうがいいんだな、ということがわかってきた。



              ところが、

              今年になってから知り合った、10歳年上の友人2人チヅコさんとエツコさんは、

              太宰治の足跡ツアーに行きたがったり、

              立川に行くと、

              「松本清張の『ゼロの焦点』の場所よ!」と言いあったり、

              横田基地にいくと、

              「村上龍の世界よ!」

              と騒いだり、ヘルパーさんたちと、なんか違う。



              チヅコさん、エツコさんのほうが、ヘルパーさんたちよりおばあさんなんですが・・・。









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              3ギガ

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                ヘルパー休憩室にて。

                ヘルパー1さん「子どもにケータイ持たせているんだけどね、

                そのケータイに、すぐ3ギガって表示されるんだ。」

                ヘルパー2さん「困るよね。

                3ギガって、料金高いんでしょ。」

                ヘルパー1さん「そうなんだ。

                3ギガにしたくないのに、すぐ出ちゃうんだよね。」

                この2人の会話は、まだ続いていった。



                わたし(ケータイ画面に、3Gと表示されることをいっているんじゃない?

                それ、3ギガではなくて、3ジェネレーションのことだよね。

                3Gと表示されるから、料金が高くなるということはないはず。)

                でも、わたしは、だまっていた。

                この会話は、ヘルパー1さんとヘルパー2さんの会話で、

                わたしが話しかけられているわけではないから。



                今までだったら、きっと、

                「3Gって、3ギガってことじゃないよ。」

                と割りこんでいたと思う。

                でも、今の私は、「黙っている。」という選択をとることができた。








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                年末調整

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                  今年も、年末調整の時期になった。

                  ヘルパーたちに用紙が配られ、わたしは、

                  家で、生命保険、国民年金、国民健康保険などの金額を書いたり、

                  ちょっと計算したりしたものを、事務所に提出した。



                  ヘルパーステーションは、高齢者センターの2階、事務所は1階にある。

                  わたしが、きのうヘルパーステーションにいくと、

                  ヘルパー1さん「ちょっと下に行ってきます。」



                  ディサービスも一階にある。

                  ヘルパー1さんは、ディの手伝いに行ったのかなと思っていると、

                  ヘルパー1さんはすぐもどってきた。

                  ヘルパー1さん「事務の平田さん、2時あがりなんだって。

                  年末調整の紙、書いてもらえなかった。」



                  わたし(年末調整の紙を、事務の平田さんに書いてもらうの?)

                  わたしは驚いた。

                  他人にやってもらうという発想はなかったから。



                  わたし(思わず)「去年はどうしたんですか?」

                  と聞いてしまった。

                  ヘルパー1さん「平田さんに書いてもらった。」



                  そのあとも、

                  ヘルパー1さん「これ、わけわかんなーい。」

                  ヘルパー2さん「わたしはいつも、生命保険会社の通知の通りに書いてますよ。」

                  ヘルパー1さん「記入する欄がせまいでしょ。

                  腹たつーっ。」



                  わたしは、ヘルパー2さんは、きちんと記入しているのかと思った。

                  でも、2人の話を聞いていると、ヘルパー2さんは、

                  保険料の記入だけしているらしい。

                  計算はしていないとのことだった。



                  年末調整の用紙を、書けない人もいるんだ。

                  あまり、深く考えないようにしよう。









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                  漢字ばかりの名前の店

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                    ヘルパー休憩室にて。

                    お弁当を食べているとき、わたしは、ヘルパー1さんが

                    スポーツ用品ブランドのマークのついたズボンをはいているのに気がついた。

                    とても高価なものらしい。




                    わたし「いいズボンをはいているんですね。」

                    ヘルパー1さん「これ、すごく動きやすいの。」

                    わたし「暑くないんですか?」

                    ヘルパー1さん「これ、山登り用で、すごく涼しいの。」

                    わたし(自分もそんなズボンがほしい。)



                    わたし「そういうズボン、どこに行けば買えるんですか?」

                    ヘルパー1さん「青梅街道沿いに、山登り用品ばかり扱っている店があるの。」



                    わたしには、青梅街道というのが、どのへんだかわからなかった。

                    それで、店の名前をきいておけば、場所はあとから調べられると思い、

                    わたし「なんていう店ですか?

                    ビクトリア?」

                    ヘルパー1さん「ううん。」

                    わたし「アルペン?」

                    ヘルパー1さん「ううん。

                    漢字ばかりの名前の店。」

                    わたし「?」

                    わたし(漢字ばかりの名前の店?

                    伊勢丹とか、三越かな?)



                    あとから、気がついたのだけれど、ヘルパー1さんは、

                    「好日山荘」って言いたかったんじゃないか?

                    でも、漢字をなんて読むのか自信がなくて、

                    はっきり言わなかったのではないか?



                    定型発達者って、すごく周囲の人のことを気にするんだな、と思った。











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                    内村さんのコント

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                      ヘルパー休憩室にて。

                      多数のヘルパーがお弁当を食べている。

                      ヘルパー1さん(姿勢も、顔もヘルパー2さんのほうをむいて)

                      「きのう、午後3時ごろ、テレビつけたらね、内村光良のコントやってたんだ。」

                      ヘルパー2さん「わたしも、見ました。」

                      ヘルパー1さん「テレビドラマ、あまちゃんのコントでね、すごいうけた。

                      脚本家の宮藤カンクロウさんが撮影の見学に来るっていうコントなんだ。」



                      わたしも、そのテレビを見ていたんだけれど、

                      ヘルパー1さんが、ヘルパー2さんの方を向いていたので、

                      (これは、ヘルパー2さんだけに話しかけているのかな?)

                      と思い、会話に加わらなかった。



                      もし、会話に加わるなら、

                      ヘルパー1さんが「内村光良のコントやってたんだ。」

                      と言った時点で、

                      「わたしも見ました。」

                      と言えばいいんだな、と今はわかる。

                      ヘルパー1さんは、ヘルパー2さんと同じくらいの年で、わたしより10歳以上若いかな・・・?

                      2人だけで話したかったのか?

                      割り込んでよかったのか?













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