また楽しからずや

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    1週間前に病気の孫くんのため、

    早朝から長男夫婦の家に行ったのですが、

    なんと今週も孫くんは熱を出し、

    私がかけつけるという事態になりました。



    幸い、行くのは1日ですんでよかったです。

    来週「心理士さんが学校にくる」というタイミングなので

    すごくあせってしまいました。

    児童の様子をみたり、座席表を作ったり、書類を準備したり、

    何とか心理士さんを迎える準備はできたと思います。

    (何かやり残したことがあったら、ショックです。)



    今は小学生の授業で漢文をやるのですね。

    私も真似してみました。

    「孫在り。

    遠方に看護に行く。

    また楽しからずや。」



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    小説家 西村賢太さん

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      このカテゴリで西村賢太さんに興味があるのは、

      わたしだけだと思いますが・・・。



      今年2月5日に54歳で亡くなった小説家の西村賢太さん。

      自分で用意していた北陸にあるお寺のお墓に、

      無事に納骨されたのだそうです。

      親族がいるはずなのですが、

      現れなかったから、無縁仏になるのかと心配していました。

      西村さんを小説家に導いた

      藤澤清造という小説家のお墓が同じ寺にあり、

      その法要を西村さんが毎年行っていました。

      それを恩に思った、その小説家の親戚にあたる人が葬式を出してくれたのだそうです。



      わたしの夫に似ているDV男

      西村賢太さん、小説を書いてくださって

      どうもありがとうございました。

      西村さんのおかげで、自分の置かれている状況がよくわかりました。

      どうか安らかに眠ってください。




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      朝井リョウ「正欲」の感想

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        きょう、図書館で朝井リョウ著

        「正欲」を借りてきました。

        住んでいる場所も異なる3人の視点で進んでいく話しで、

        どういう結末になるかわかりませんが、

        大きいテーマは

        「異常な性癖をもつ人たちの生きづらさ」

        らしいです。

        読んでいて、わたし自身が他人といる時の緊張感。

        (ヘンな人と思われないよう、

        ヘンなことを口走らないよう気をつけよう。)

        といつも気をつけている自分自身と重なってきて、

        少し悲しくなりました。



        わたしは、自分の性格に気がついたのも、

        50歳を過ぎてからです。

        この「正欲」に登場する人たちは20代から40代の人たちで、

        (こんなに早くから苦労している人もいるんだなぁ。)

        と思えてきます。

        著者の朝井さんどうしてこの「異常性癖者たちの存在」に

        気づいたのか。

        作家の想像力はすごいです。






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        「我が子の指を誤って切り落としてしまった母」

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          このごろ読書に夢中になっています。

          図書館で働いていて、こんなことを言うのも変ですが、

          老眼が始まったこともあり、

          本からは縁遠くなっていました。

          また、スミヨシ大学図書館で働いていても、

          利用者さんから、

          「なにかおもしろい本ないですか?」と尋ねられることはまったくありません。

          しかし、昨年4月から働き始めた高校図書館では、

          生徒から、

          「すぐ読めて、感動する本ないですか?」

          と聞かれるのです。

          大学の入試対策かなにかで、そういう本が必要なのでしょう。

          それで、高校においてある本をはじめとして、

          老眼のわたしにも読みやすいキンドルなどで本を読んでいます。



          最近では、向田邦子の「思い出トランプ」を読みました。

          これは、図書館の本を整理していて、

          「我が子の指を誤って切り落としてしまった母」

          というキャッチコピーに惹かれて読み始めました。

          確かにおもしろくて、読みやすい本なのですが、

          星新一のショートショートみたいな感じでした。

          今、宮尾登美子の「櫂」を読んでいます。

          こちらの方が、読み応えがあって好きです。





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          入れ歯

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            あおなの母親は認知症。

            寝る前に、入れ歯をはずすために母親を洗面所に連れて行った。

            あおなは、入れ歯を保管するケースを見せて、

            あおな「入れ歯をとってください。」

            しかし母親は、どうしていいかわからないようだった。

            あおな「入れ歯をとってください。」

            母親はまだ、わからないようだ。

            そのとき、高校生の長女が飛んできた。

            長女「お母さん、おばあちゃんを怒っちゃだめでしょ。

            おばあちゃん、はい、入れ歯とろうね。」

            長女はじょうずに入れ歯をはずしてくれた。

            あおな「?」



            後で、長女に、

            あおな「お母さん、きつい言い方してた?」

            長女「うん。」



            あおなの口のきき方は、自分ではわからないが、きつく聞こえるらしい。

            気をつけよう。





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            保育士資格試験の予備校

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              今日、保育士資格2次試験の対策講座に行ってきた。

              2次試験は、音楽、絵画制作、言語の3種類から2種選ぶことになっている。

              音楽の課題は、ピアノの弾き歌いである。

              あおなの家にはピアノがないので、始めから絵画制作、言語を受けるつもりでいた。

              言語というのは、素話(お話を暗記し、表情豊かに語ること)が課題である。

              今日、言語の講座を受けて、講師のお話に笑いそうになった。

              なぜ、あおなが昨年度落ちたのか、よくわかったからだ。



              講師「素話は、暗記の試験ではありません。

              保育士さんとして、子どもたちに言葉だけで伝えられる力を持っているかどうかが問われます。

              素話をすることによって、その人のすべてが、試験官にわかってしまうともいえます。」



              あおな(先生、私、コミュニケーション能力に欠けてるんですけど・・・。

              言葉を話すことは特に苦手なんですが・・・。)



              試験官は、あおなの特性を感じ取ったようだ。

              昨年度不合格になった原因がよくわかった。









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              喫茶店

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                あおなの自宅の近くに、知的障害を持つ方たちが働いている喫茶店がある。

                買い物に出かけたあおなは、前を通りかかり、コーヒーでも飲もうかと思った。

                11時少し前のことである。

                店員さんが、ガラス戸をふいているので、

                あおな「やってますか?」

                店員さん「11時からです。」



                あおなは、店員さんの答えに違和感を感じた。

                そして、

                (障害のある方だからしかたないな。)と思った。

                普通なら、

                「あっ、申し訳ありません・・・。11時から・・・なんですよ。」

                などという表現になるはずだ。



                今、思っていること。

                あおなも、その方たちと同じような話し方をしているのではないか?

                単に、情報を伝えるだけの話し方。

                情報以外に何が必要なのか、今のあおなには判然としないが・・・。








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                発達障害の本質

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                  あおなの本質を、ずばりと見抜く人がいる。



                  あおなは、児童文学が好きだった。

                  大学で、児童文学のサークルに入ったあおなは、同じ興味を持つ仲間ができて、とても幸せだった。



                  サークルでは、あらかじめ本を決め、みんなが読んでくる。

                  そして批評を言うという決まりだった。

                  何の本だったか、詳しく覚えていないが、

                  あおな「この本は○○だから大好きです。」

                  というような発言をした。

                  ある男性が、あおなに対して、

                  「自分が、それしかわからないからじゃないの?」

                  と、言い捨てるように言った。

                  あおなは黙って表情を変えずにいた。

                  そういう態度しかとれなかったのだ。

                  他のサークル員が、

                  「ひっでぇ・・・。」

                  「そういう言い方ないでしょ!」

                  と、あおなの肩をもってくれて、その場は何ごともなくすぎた。



                  今、あおなは思う。

                  その男性の言うことは本当だった。

                  発達障害の知識を少し得た今だから分かるが、あおなはいろいろな種類の文学の中から、児童文学を選んだわけではない。

                  三島由紀夫や川端康成、ツルゲ−ネフなどは、あおなの理解をこえていた。

                  あおなにも唯一わかるもの。

                  それが児童文学だったのだ。





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                  トマト

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                    あおなは実の父親と同居している。

                    父親は激しやすい人で、あおなは気を使って生活している。



                    あおなの両親は、毎朝2人で1つ、トマトを食べる。

                    歯が悪いので、全部小さく刻んで食べる。

                    母親の認知症が進み、目にするものはすべて食べたがるようになってから、両親は、あおなや長女とは別に食事するようになった。

                    父親が母親の世話をしながら食べるのだ。

                    ある朝、あおなは長女にハンバーガーを作ってやろうと思った。

                    ハンバーガーにはさむため、大きくスライスしたトマトがほしい。

                    父がトマトを手に持っているので、

                    あおな「そのトマト、2人で全部食べる?」

                    父親「?」

                    あおな「私が切っていい?」

                    父親「?」

                    あおな「ハンバーガーにはさむから、大きく切りたいの。」

                    父親「なんでそんなまだるっこしい言い方するんだよ!

                    一切れほしいならほしいって言えばいいだろう!



                    どなられてしまった。

                    あおなの口のきき方は、人をイラつかせるのだろうか?






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                    ほめられてむっとする

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                      あおなの家では、あおな、あおなの両親、高校生の長女の4人で夕食を食べる。

                      あおなは、料理の本を参考に、ていねいに食事を作るので、毎回好評だ。

                      あおなの母は、あまり料理が得意ではなかった。

                      現在は、母親は認知症になっている。



                      母親 (食事しながら、)

                      「あおなも、ずいぶん腕をあげたわねぇ。」

                      あおな (いささか、むっとする。

                      料理のプロにほめられるならうれしいが、料理のできない母にほめられても、うれしくない。)

                      長女 「お母さん、ばかにされてるよ。」

                      あおな 「・・・。」



                      他人をほめるのは、「その人を評価する」こと。

                      気軽に自分と対等の人、ましてや目上の人をほめないようにしよう。



                      それにしても、高校生でこういう言語感覚を身につけている長女はすごい!

                      いや、普通はこうなのだろうか?



                      あおなは、最近、本を読んでこのことを知ったのだが・・・。





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