「我が子の指を誤って切り落としてしまった母」

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    このごろ読書に夢中になっています。

    図書館で働いていて、こんなことを言うのも変ですが、

    老眼が始まったこともあり、

    本からは縁遠くなっていました。

    また、スミヨシ大学図書館で働いていても、

    利用者さんから、

    「なにかおもしろい本ないですか?」と尋ねられることはまったくありません。

    しかし、昨年4月から働き始めた高校図書館では、

    生徒から、

    「すぐ読めて、感動する本ないですか?」

    と聞かれるのです。

    大学の入試対策かなにかで、そういう本が必要なのでしょう。

    それで、高校においてある本をはじめとして、

    老眼のわたしにも読みやすいキンドルなどで本を読んでいます。



    最近では、向田邦子の「思い出トランプ」を読みました。

    これは、図書館の本を整理していて、

    「我が子の指を誤って切り落としてしまった母」

    というキャッチコピーに惹かれて読み始めました。

    確かにおもしろくて、読みやすい本なのですが、

    星新一のショートショートみたいな感じでした。

    今、宮尾登美子の「櫂」を読んでいます。

    こちらの方が、読み応えがあって好きです。





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    入れ歯

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      あおなの母親は認知症。

      寝る前に、入れ歯をはずすために母親を洗面所に連れて行った。

      あおなは、入れ歯を保管するケースを見せて、

      あおな「入れ歯をとってください。」

      しかし母親は、どうしていいかわからないようだった。

      あおな「入れ歯をとってください。」

      母親はまだ、わからないようだ。

      そのとき、高校生の長女が飛んできた。

      長女「お母さん、おばあちゃんを怒っちゃだめでしょ。

      おばあちゃん、はい、入れ歯とろうね。」

      長女はじょうずに入れ歯をはずしてくれた。

      あおな「?」



      後で、長女に、

      あおな「お母さん、きつい言い方してた?」

      長女「うん。」



      あおなの口のきき方は、自分ではわからないが、きつく聞こえるらしい。

      気をつけよう。





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      保育士資格試験の予備校

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        今日、保育士資格2次試験の対策講座に行ってきた。

        2次試験は、音楽、絵画制作、言語の3種類から2種選ぶことになっている。

        音楽の課題は、ピアノの弾き歌いである。

        あおなの家にはピアノがないので、始めから絵画制作、言語を受けるつもりでいた。

        言語というのは、素話(お話を暗記し、表情豊かに語ること)が課題である。

        今日、言語の講座を受けて、講師のお話に笑いそうになった。

        なぜ、あおなが昨年度落ちたのか、よくわかったからだ。



        講師「素話は、暗記の試験ではありません。

        保育士さんとして、子どもたちに言葉だけで伝えられる力を持っているかどうかが問われます。

        素話をすることによって、その人のすべてが、試験官にわかってしまうともいえます。」



        あおな(先生、私、コミュニケーション能力に欠けてるんですけど・・・。

        言葉を話すことは特に苦手なんですが・・・。)



        試験官は、あおなの特性を感じ取ったようだ。

        昨年度不合格になった原因がよくわかった。









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        喫茶店

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          あおなの自宅の近くに、知的障害を持つ方たちが働いている喫茶店がある。

          買い物に出かけたあおなは、前を通りかかり、コーヒーでも飲もうかと思った。

          11時少し前のことである。

          店員さんが、ガラス戸をふいているので、

          あおな「やってますか?」

          店員さん「11時からです。」



          あおなは、店員さんの答えに違和感を感じた。

          そして、

          (障害のある方だからしかたないな。)と思った。

          普通なら、

          「あっ、申し訳ありません・・・。11時から・・・なんですよ。」

          などという表現になるはずだ。



          今、思っていること。

          あおなも、その方たちと同じような話し方をしているのではないか?

          単に、情報を伝えるだけの話し方。

          情報以外に何が必要なのか、今のあおなには判然としないが・・・。








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          発達障害の本質

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            あおなの本質を、ずばりと見抜く人がいる。



            あおなは、児童文学が好きだった。

            大学で、児童文学のサークルに入ったあおなは、同じ興味を持つ仲間ができて、とても幸せだった。



            サークルでは、あらかじめ本を決め、みんなが読んでくる。

            そして批評を言うという決まりだった。

            何の本だったか、詳しく覚えていないが、

            あおな「この本は○○だから大好きです。」

            というような発言をした。

            ある男性が、あおなに対して、

            「自分が、それしかわからないからじゃないの?」

            と、言い捨てるように言った。

            あおなは黙って表情を変えずにいた。

            そういう態度しかとれなかったのだ。

            他のサークル員が、

            「ひっでぇ・・・。」

            「そういう言い方ないでしょ!」

            と、あおなの肩をもってくれて、その場は何ごともなくすぎた。



            今、あおなは思う。

            その男性の言うことは本当だった。

            発達障害の知識を少し得た今だから分かるが、あおなはいろいろな種類の文学の中から、児童文学を選んだわけではない。

            三島由紀夫や川端康成、ツルゲ−ネフなどは、あおなの理解をこえていた。

            あおなにも唯一わかるもの。

            それが児童文学だったのだ。





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            トマト

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              あおなは実の父親と同居している。

              父親は激しやすい人で、あおなは気を使って生活している。



              あおなの両親は、毎朝2人で1つ、トマトを食べる。

              歯が悪いので、全部小さく刻んで食べる。

              母親の認知症が進み、目にするものはすべて食べたがるようになってから、両親は、あおなや長女とは別に食事するようになった。

              父親が母親の世話をしながら食べるのだ。

              ある朝、あおなは長女にハンバーガーを作ってやろうと思った。

              ハンバーガーにはさむため、大きくスライスしたトマトがほしい。

              父がトマトを手に持っているので、

              あおな「そのトマト、2人で全部食べる?」

              父親「?」

              あおな「私が切っていい?」

              父親「?」

              あおな「ハンバーガーにはさむから、大きく切りたいの。」

              父親「なんでそんなまだるっこしい言い方するんだよ!

              一切れほしいならほしいって言えばいいだろう!



              どなられてしまった。

              あおなの口のきき方は、人をイラつかせるのだろうか?






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              ほめられてむっとする

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                あおなの家では、あおな、あおなの両親、高校生の長女の4人で夕食を食べる。

                あおなは、料理の本を参考に、ていねいに食事を作るので、毎回好評だ。

                あおなの母は、あまり料理が得意ではなかった。

                現在は、母親は認知症になっている。



                母親 (食事しながら、)

                「あおなも、ずいぶん腕をあげたわねぇ。」

                あおな (いささか、むっとする。

                料理のプロにほめられるならうれしいが、料理のできない母にほめられても、うれしくない。)

                長女 「お母さん、ばかにされてるよ。」

                あおな 「・・・。」



                他人をほめるのは、「その人を評価する」こと。

                気軽に自分と対等の人、ましてや目上の人をほめないようにしよう。



                それにしても、高校生でこういう言語感覚を身につけている長女はすごい!

                いや、普通はこうなのだろうか?



                あおなは、最近、本を読んでこのことを知ったのだが・・・。





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                オリエンテーリング?

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                  ヘルパー休憩室にて。



                  あおなには、やたら反応が速いという特性がある。

                  ヘルパー1 「うちの子、大学やめちゃったの。」

                  ヘルパー一同     「えーっ!」

                  ヘルパー1 「入学式前に、オリエンテーリングがあったのね。」

                  あおな     (違うよ! 入学式前に開かれるのは、オリエンテーションだよ!)

                  ヘルパー1 「オリエンテーリングに行ったら、うちの子のまわりの子たちが、自分とは全然違う雰囲気なんだって。

                       こんな子たちと、4年間一緒に過ごしたくないってオリエンテーリングの日に思ったんだって。

                       だから、オリエンテーリングの日から、1度も大学に行ってないの。

                       入学金も、前期の授業料も払ったのに・・・。」

                  ヘルパー一同     「はーっ。がっかりだねぇ。」



                  あおなは、ヘルパー1さんの誤用を指摘したくてたまらなかった。

                  オリエンテーションは、「新入生指導のための講習」

                  オリエンテーリングは、「地図と磁石を使って指定のポイントを通り、ゴールまでの時間を競う競技」だと。

                  しかし、この場の話の内容は、同僚の娘さんが進路を変えたという深刻なもの。

                  間違いを指摘する必要性は低いのだろう。



                  他のヘルパーは、気づいたのかどうか、誰も、

                  「オリエンテーションのことでしょ。」

                  とは言わなかった。



                  あおなも黙っていた。

                  相手の小さな間違いにこだわらないようにしよう!





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                  「友だちの作り方」

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                    中学校に入学したとき、「中1コース」という月刊誌の定期購読を始めた。

                    ある号の特集に、「友だちの作り方」というのがあった。

                    友だちつくりの苦手な私は、興味を持って読んだ。




                    話すのが苦手な人は、聞き上手になりましょう。

                    誰かが話をしていたら、積極的に話の輪に加わりましょう。

                    話されていることをよく聞いて、質問しましょう。

                    それを繰り返しているうちに、あなたは、熱心に話を聞いてくれる人と思われます。

                    そして、

                    「ねえ、聞いて、聞いて。」

                    と声をかけられるようになります。



                    あらまし、以上のような内容だった。

                    私が中1だったのは、40年ほど前のことだ。

                    40年間、私は「中1コース」の教えを守ってきた。

                    人が話し始めると、

                    「それはいつのこと?」

                    「どうして、そんなことしたの?」

                    などと、話の腰を折る。

                    さぞかし、感じの悪い聞き手だったに違いない。



                    昨年、職場の飲み会で、あおなに対する悪口大会が始まるまで、自分の会話の仕方がおかしいとは思ってもみなかった。

                    人が話をしているときは、静かに聞こう。

                    質問をすると、された人は話の流れがさえぎられたように感じる。

                    また、何度も質問をすると、された人は問いつめられたように感じるものだ。







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                    不適切な発言 4

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                      月に1度のヘルパー会議にて。

                      千田さんは重度の認知症。

                      一戸建ての家で、一人暮らし。

                      子どもさんは複数いるが、千田さんの世話はせず、ヘルパーに任せている。

                      2階には、3匹の犬もいて、ケージに入れっぱなしにされている。

                      犬にえさをやるために、子どもさんが毎日訪問しているような状態である。



                      上司 「千田さんのうちは、なんでゴキブリが多いんだろうね?」

                      ヘルパー一同 「・・・。」

                      あおな 「犬がいるからじゃないですか?

                      犬を室内で飼っていれば、ゴキブリでますよ。

                      えさの食べ残しや水があるわけだから。」

                      ヘルパー一同 「・・・。」

                      ヘルパー1さん (思い切ったように)「そんなことないですよ。

                      うち、犬を家の中で飼っているけど、ゴキブリでないですよ。」



                      今、動物を室内で飼っている人は多い。

                      ヘルパーの中にも、きっと飼っている人が何人かいるに違いない。

                      動物を室内で飼えば、ゴキブリが出ることもあろう。

                      また、ヘルパー1さんのように、気をつけていてゴキブリが出ないという家もあるだろう。

                      とにかく、あおながしゃしゃり出て発言しなくても、みんな分かっているのだ。



                      この時、あおなは自分の言葉がヘルパー1さんを傷つけたことに気づいた。

                      そして、数日後、一生のうち、今までとったことのない行動に出た。

                      謝ったのだ。

                      あおな 「ヘルパー1さん、わたし、この前の会議のとき、考えなしに発言して、申し訳ありませんでした。」



                      不適切な発言をしてしまったら、謝ろう!






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